濁流
2012-07-13
あっという間に季節は移り、早くも梅雨の最盛期(?)となっており、岩国でも連日強い雨が降り続いています。
それでも幸いなことに、今のところ災害が起こるほどではありません。大雨で被災された地域のみなさまには、心からお見舞い申し上げます。
普段は悠々と流れている錦川も、大雨が降ると増水し、泥色の水が流れ下るようになります。その様子を錦帯橋の上から見下ろしていると、一瞬吸い込まれそうに錯覚を起こすようです。
また、この時期の、気温が高く蒸し暑い日には、冷たい川の水との温度差からか、川面に霧が漂い、幻想的な光景が見られることもあります。
ただ、雨が降れば霧が出るというわけでもなく、期待して見に行っても、空振りのことが多々あります。
「錦帯橋の四季」のギャラリーに掲載しております、「川霧漂う」は、その最高の瞬間を捉えることができたものですが、このような光景に出会えるのは、錦帯橋に常駐することができない私には、数年に一度あるかないかです。
投稿者 Matsumoto : 2012-07-13 20:31