日米親善デー
2006-05-06
昨日は、米軍岩国基地の日米親善デー (MCAS岩国フレンドシップデー) が行われました。
5月5日は、1年にたった1日だけ、自由に米軍基地に入場できる日です。昨日も家族連れや飛行機マニアなど、過去最高の25万人 (基地発表) が訪れました。
基地内では、軍用機の展示や航空ショーなど多くのアトラクションが行われました。
これだけ多くの人が集まるイベントなので、当然のことながら道路は大渋滞します。基地に通じる道路は日中、ほとんど動かない状態ですから、賢明な市民(笑)は車で出かけることを控え、自転車で行ってきました。
10何年かぶりに行ってみますと、門では荷物チェックが行われ、構内も立ち入り禁止場所が多くなっているなど、以前に比べて警備が厳重になったことに気付きました。よく見ると、門には突破防止のバリケードも新設されており、テロや戦争の影響を強く感じました。
基地の存在には反対意見が多い中、開放日にはお祭り気分で多くの人が集まります。「日米親善デー」の名称どおり、米兵が笑顔で迎えてくれます。
しかし翌日になると、昨日のことはウソのように、軍用機の訓練で騒音を撒き散らす、いつもの基地に戻ります。
岩国市民の基地縮小の願いは、国には届かないのでしょう。
国会議事堂が一ヶ月ほど基地側に出張して来てみれば、窓を閉めていてもテレビも電話も聞こえなくなるほどの騒音がどれだけのものか、総理大臣や国会議員にも容易にわかると思うのですが...
写真解説
1枚目:愛想よく記念撮影に収まる米兵 5月5日
2枚目:騒音を撒き散らす米軍機、フェンスの向こうは滑走路 5月6日
関連サイト... 米軍岩国基地 ≫ (岩国の観光.com)
投稿者 Matsumoto : 2006-05-06 12:15