何とか日食が見えた
2012-05-21
本日2012年5月21日の朝、日本列島の広い範囲で金環日食が観測されました。
残念ながら岩国では金環日食とはなりませんでしたが、それでも太陽全体の9割以上が欠ける部分日食となりました。
どちらにしても、曇っていれば見えません。昨晩の天気予報では「曇り」となっていましたので、少々心配しながら朝を迎えました。
さて、5時30分ごろには、やはりと言うか、どんよりの曇りでした。夜間のうちに多少の雨もあったようで地面が濡れています。期待は多少しぼみました。
しかし、太陽が欠け始める6時過ぎになって、東の空が少し明るくなり、雲の切れ目も見え始めました。
1枚目の写真は6時50分すぎの錦帯橋です。
7時直前になると、雲の切れ目から半分程度欠けた太陽が見え始めました。その後も、雲のヴェール越しですが、次第に欠けていく太陽が観察できました。
2枚目はちょうど7時に撮影した錦帯橋の高欄(欄干)の間から見える部分日食です。
向かって右側から左側に向けて月の影が徐々に移動していき、太陽をどんどん隠していきます。そして、最大の食分になる7時27分、太陽が三日月より細くなる様子もしっかり観察できました。その後も、月の影は向かって左側に徐々に移動し、太陽が少しずつ太くなっていきます。
3枚目は7時27分に撮影した、ほぼ最大食分の部分日食です。
まだ部分日食は続いていますが、そろそろタイムリミットです。私はカメラを片付け、仕事に向かいました。
投稿者 Matsumoto : 2012-05-21 21:20