撮影失敗とは...
2005-08-12
失敗と言っても、まったく何も写っていないわけでは決してなく...毎度のことながら、写っているのはちゃんと写っています。
しかし細かい点に失敗があり、完璧主義の本人(笑)としては満足がいかないわけです。
花火写真はホントに一発勝負で取り直しがきかないため、失敗すればまた来年ということになります。そのため、毎年注意事項をメモしてはいるのです。しかしその点を翌年クリアしても、また別の伏兵(笑)があったりして、なかなか完全な写真に仕上がらないのが悲しいところです。
今年の場合...構図、ほぼよし。露出、よし。花火の写りこみ状態、よし。しかしピントが若干甘かったのです。(^^;
ホースマンで撮影の場合、レンズの焦点距離が長いため、F11程度の絞りでは、被写界深度が大変浅く、写真入門書などに出ているようにピントを単純に無限遠に合せたのでは、花火のピントが甘いなどということが起こります。
要するにシビアなピント合せが必要なのですが、レンズの開放F値がF5.6やF8と大変暗いため薄暗くなってからのピント合せは困難を極めます。今年は現場到着が薄暗くなってからだったため、カメラをセットしていざピントを合せる段には、よく見えない状態でした。それをエィヤァと合せたため、結果として甘い状態に...またもや大失敗です。
と言うことで、まだ先のことは、わかりませんが来年も登山する...かも。
投稿者 Matsumoto : 2005-08-12 09:14