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2006年、さくらの開花予想発表

2006-03-01

本日、気象庁より第1回目のさくら (ソメイヨシノ) の開花予想が発表されました。
気象庁開花予想のページ ≫

それによると、岩国に最も近い地点である広島は3月26日の開花で、去年よりも8日早い予想となっています。2月の気温は平年より高めに推移し、また3月の気温も高いとの予報で、西日本の開花はやや早めとの予想です。

気象庁の文書には、ソメイヨシノの開花から満開までの期間は約1週間とありますが、私の経験上、錦帯橋は、開花から満開までの期間は、おおむね10日近く要します。また広島の開花日より数日くらい遅い傾向にあるようです。

この予想どおりに開花すると、最大の見頃は4月1日・2日の週末となりそうですが、私の経験による補正を加えると、最大の見頃は4月8日・9日の週末となりそうでしょうか???

ただ、開花してからの気温によって、花の見頃がずいぶん違ってきます。気温が高いと4~5日で一気に満開になり、その翌日にはかなり散ってしまうということも過去にありました。また個別の花の寿命はせいぜい数日のようで、開花してから気温が低い日が続くと、早く咲いた花は散りはじめ、しかし蕾はいつまでも開花しない...要するに満開の時期が無いということもありました。

どうしても、これから桜が散るまでの一ヶ月強は、気温の変動に敏感になってしまいます。どちらかと言うと、開花してからの気温が高めで一気に満開になった方が、写真としては見栄えがします。ただしシャッターチャンスはたった一日です。(;^_^A

しかし毎年、第2回目、第3回目の開花予想では修正が入るのが常ですし、実際の開花日は、なかなかズバリ当たらないのが現実ですから、咲いてみてのお楽しみというところでしょう。(笑)

ところで、我が家の庭には桜を何種類か植えており、現在、早咲きのオカメザクラとサクランボ (セイヨウミザクラ?) は、暖かければ、あと数日で開花しそうな勢いです。

ここ二週間くらい、とても2月とは思えないほど暖かい日が続き、蕾がどんどん膨らんできました。昨日、今日とやや寒さが戻ったため、今の時点では足踏み状態です。

オカメザクラは、カンヒザクラとマメザクラ (フジザクラ) を交配させて作られた品種で、濃いピンクで一重の小花が比較的早い時期に咲きます。沖縄では1月から咲くカンヒザクラの濃いピンクと、マメザクラの清楚な小花の特徴を合わせ持っており、樹高もあまり高くならないそうですから、庭向きの品種と思います。

※写真解説 (2006-2-28 撮影)
1枚目、まだまだ蕾が固い錦帯橋のソメイヨシノ
2枚目、もう開花しそうな我が家の庭のオカメザクラ

投稿者 Matsumoto : 2006-03-01 19:02

コメント

 3月31日錦帯橋と桜を見に行きます、今のところの開花予 想は如何なものでしょうか、お教え下さい。
                    よろしく

投稿者 中田正 : 2006-03-16 18:40

中田さま、ご質問ありがとうございます。

しかし、これは大変難しいご質問です。(笑)

花の時期は年によって大幅に違い、未来を予測するのは不可能です。
例年ですと3月末から4月はじめとなります。

なお開花の進み具合などについては、姉妹サイト「錦帯橋の四季」の「速報・予報 花の旬」に随時掲載していきます。また過去の満開状況は、同サイト「四季の花ベストシーズン」でご覧いただけます。

その他、ご参考になりそうなのは...
気象庁の「さくらの開花予想(第3回)」
ウエザーニューズの「さくらCh」
など、ご紹介しておきます。

それらを参考に、ご自分で時期を予想してください。

投稿者 matsumoto : 2006-03-16 18:55

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