紅葉を鑑賞するコツ
2007-11-13


11月も中旬に入り、木々の紅葉が進んできました。初秋の気温が高かったためか、やや遅れ気味の進行ではありますが、ぼちぼち見頃となりつつあります。
今年は記録的な猛暑だったためか、モミジの葉は痛んだものが多く、紅葉の美しさはあまり期待できないかもしれません。逆に、桜は例年この時期には葉が残っていないものが多いのですが、今年はあまり虫に食われなかったのか、葉が多く残っており、赤く色づいてきました。 (1枚目写真)
さて、紅葉の美しい色合いを鑑賞するには、基本的に逆光で見るのがコツです。
もちろん、10年に一度くらいの見事な紅葉の場合、光線状態など関係なくなりますが(笑)、通常、順光では葉の表面反射が白く見え、それが鮮やかさを減衰させてしまいます。
しかし反対側に回り逆光で見ると、葉を通過した光が鮮やかさを増幅させます。 (2枚目写真)
晴れた日はもちろんのこと、曇天でもやはり光線の向きはありますが、やや分かりづらいので、この場合は木の下に入ります。そうすると自然に逆光状態となり、紅葉が鮮やかに見えてきます。
今年も美しい紅葉が見たいものです。
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投稿者 Matsumoto : 2007-11-13 20:12