薄墨の桜
2006-04-01

宇野千代が、根尾谷の薄墨桜の子孫を岩国に持ち帰って植えたものが、宇野千代生家や水西書院で大きく育っています。
薄墨桜はその名のとおり、散り際には花びらが薄墨を流したような色合いになるのが特徴です。最初はピンク、満開時には白、そして白に薄墨を流したような独特の色に変化します。
今日現在、その薄墨色になっており、まもなく散ってしまうものと思います。残念ながら、その色合いが、写真ではなかなか出せないようです。
ところで、今年のソメイヨシノは3/28に開花したものの、その後、寒い日が続き、ほとんど開花の進行が止まっています。木によって違いますが、4日たった今日も、ごく一部の早い木でも一分咲き程度です。
これから、暖かくなれば一気に咲いてくるのか、それとも普通どおり一週間程度かけて咲くのか、わかりませんが、この分だと、見頃は来週の週末頃になりそうです。
咲き具合が気になるところです。
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投稿者 Matsumoto : 2006-04-01 15:23